AIM FOR A NURSE
親仁会看護学生委員会は、看護師を目指す高校生や看護学生さんへ私たちの医療活動にふれてもらい、
多くの学生さんに医療や看護に対する思いを深めてもらう活動と、将来一緒に働く仲間を迎え入れる活動を行っています。
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
3月
病院ってどんなところでしょう?
病気なおすところ?検査するところ?
私にとっては人と出会うところかもしれません。
私が看護師になろうと思ったのは、親戚のお姉ちゃんが看護師さんだったことと、私が気管支喘息になって夜中によく病院に行っていたからです。
高校の看護科・専攻科を卒業して、看護師になり今では十年経ちました。十年と一言で言うけどたくさんの事がありました。初めての病棟、患者さんのありがとう・・・。
もちろん失敗もたくさんしました。やめようと思ったこともあります。でもやめずにここまで勤めて来たのは、「仲間」がいたからです。どんな時も支えてくれました。仲間はいつも近くにいるので、気持ちが手に取るようにわかるのです。とことん朝まで話したり、気分転換に旅行したり。もちろん後輩には、私がもらった先輩からの優しい励ましと私の経験したことなど、話して一緒に涙することもよくあります。私は仲間がいたからこそ、ここまで勤めてきたのだと思います。
一番学んだ事は、患者さんとの関わりからの優しさ・辛さ・嬉しさです。回復して喜んだこと、治療の甲斐なく亡くなり家族の方と一緒に悲しんだこと・・・・まだまだたくさんのことを学ばせていただきました。看護師だからこその経験です。
米の山病院に就職して感謝していることは、卒後教育の充実です。専攻科卒業して何も出来ない私に、三年間指導者として先輩が担当してくれました。指導者がいることで、一人じゃない、助けてくれる人がいると思うことが出来ました。訪問看護体験や一日患者体験など、卒後教育があったからこそ出来た経験もありました。
これから結婚、出産することになっても看護師を続けていきたいと思っています。私が看護師を続ける理由はまだまだ人と出会いたいからかな。