中堅Ⅰコース研修始まりました！

　今年度の中堅研修Ⅰコースは、米の山病院、みさき病院、くろさき苑から12名の受講生が参加し、3年ぶりの対面研修を開催しています。　一昨年度より、「民医連の看護とその基本となるもの」ブックレットを活用し、民医連看護の継承と日頃行っている看護が民医連綱領や看護の3つの視点・4つの優点に基づき提供できていることを振り返る機会となるべく、それぞれの受講生が事例をまとめます。

　2017年発行のブックレット『民医連のめざす看護とその基本となるもの』は、民医連の看護の歴史、民医連のめざす看護とその基本となるものを示し、日々の看護実践やカンファレンス、事例検討会などに活かせる評価・検討シートが掲載されています。事例検討の際に「5つのステップ」を活用してまとめていき、最終は自分たちの看護の継承・発展させていく事柄を導き出す、民医連の研修会で活用しているものです。

　取り組み3年目となる今年度は難易度が増し、受講生の「できるかな」という不安は大きいものの和気あいあいとしたグループワークができ、中堅看護師のコミュニケーション能力の高さを発揮しています。

　研修終了後のアンケートでは、「わからなかったことが理解できた」「グループワークで意見を出し合ったことで、様々な意見を聞くことができて、様々な視点から事例を捉えるこができた」等の回答が多く、グループワークにしたことで理解が深まり、中堅看護師として他者との意見の違いも視点の違いと捉えることができました。
　11月に予定している発表会が充実したものになるように受講生は頑張っています。
個人でのまとめは大変ですが、事務局メンバー全員が全力でバックアップしていきます。