中堅Ⅰコース研修 発表会をしました

　さて…７月に始まったこの研修。過去のブログを見ていただくと「中堅Ⅰコース研修始まりました！」と掲載
しています。

改めて、ご説明いたしますと、一昨年度より、「民医連の看護とその基本となるもの」ブックレットを活用し、民医連看護の継承と日頃行っている看護が民医連綱領や看護の3つの視点・4つの優点に基づき提供できていることを振り返る機会となるべく、それぞれの受講生が事例をまとめます。

そして今回が、その事例をまとめたものの発表会というわけです。

11月30日に中堅研修Ⅰコース「民医連のめざす看護発表会」を開催しました。

　2017年発行のブックレット『民医連のめざす看護とその基本となるもの』は、民医連の看護の歴史、民医連のめざす看護とその基本となるものを示し、日々の看護実践やカンファレンス、事例検討会などに活かせる評価・検討シートが掲載されています。事例検討の際に「5つのステップ」を活用してまとめていき、最終は自分たちの看護の継承・発展させていく事柄を導き出す、民医連の研修会で活用しているものです。

この発表会は今年で3年目となりましたが、ブックレットを理解することはやはり難しい作業でしたが、発表ではどの受講生も一人の患者様に焦点を当て、憲法も絡め「私たちが目指す看護」がよくまとめられていました。対面での開催は実に3年ぶりであり、受講生・事務局ともに緊張の中スタートしました。

　しかし、選ばれた受講生は司会も難なくこなし、中堅看護師として対応能力の高さも見ることができました。この研修での学びを職場の同僚・後輩看護師へ継承していただけることを確信できる発表会となりました。