clinical department
更新:2026年4月
「胃カメラ・大腸カメラは苦しい」というイメージをお持ちの方は少なくありません。内視鏡室では、そのイメージを変えるために、受付でのご案内・咽頭麻酔・鎮静剤の使用・内視鏡の操作にいたるまで、一つひとつに工夫を重ねています。地域のより多くの方に検査を受けていただき、がんの予防と早期発見につなげることが、私たちの目標です。
医師4名・看護師11名が在籍し、2024年度の総内視鏡検査件数は3,611件です。予定検査のほか、消化管出血(吐血・下血)・異物誤飲・アニサキス除去などの緊急内視鏡にもオンコール体制で対応しています。
胃・食道・十二指腸を診る上部内視鏡(胃カメラ)と、大腸・直腸を診る下部内視鏡(大腸カメラ)を中心に、幅広い検査・治療に対応しています。内視鏡治療で切除しきれない症例には、速やかに外科的手術へ移行できる連携体制を整えています。
鎮静剤(うとうとした状態になる薬)を使用した、苦痛の少ない検査に対応しています。検査後は眠った状態のままストレッチャーでリカバリー室へご案内します。「眠っている間に終わっていた」というお声も多くいただいています。大腸カメラの前処置(腸をきれいにする薬を服用していただく準備)に不安を感じる方のために、トイレ付きの個室もご用意しています。
オリンパス社製の最新内視鏡システム「EVIS X1」を2台保有しています。色調・表面構造・形状の観察に加え、微細な血管や粘膜構造を拡大して確認できる機能により、小さな病変の早期発見に役立てています。疑わしい部分は内視鏡で組織を採取し、病理検査による確定診断につなげます。検査ごとに自動洗浄消毒機で厳格な消毒を行い、安全な検査環境を維持しています。
健診センターのスクリーニング検査をはじめ、外来・入院患者さんの消化器症状(食道・胃・大腸など)の診断・治療まで、継続した医療を提供しています。慢性疾患の管理から緊急対応まで、各診療科・病棟と連携して対応しています。
制作:内視鏡室 中島(看護師)
